★山採れブナ材 ★ブナカワラタケ材

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●山採れブナ材

材割り採集時において廃材で使えそうな材は持ち帰ることがある。
基本的にはブナの朽木のみである。

自然乾燥をさせているが、今回遊びでブナシメジ(市販)の水溶液に浸けて加水
してみることにした。

★採卵成功率はやはり高い材である。
★ただ山採れと言うことで雑虫の処理が面倒である。
 雑虫:カミキリ幼虫・甲虫幼虫・白蟻・蜘蛛・キクイムシなども混じる。
★産卵ケースに合う大きさにカットする時に材が硬いのでカットが大変である。

2004年に南会津にて拾って来たブナ材を加水しブナシメジとともにビニール袋へ入れてみた。
袋のフタは閉じてはなく、軽く空気が通る程度にしてみた。キノコが腐るか、菌が回るかは判ら
ないが実験してみることにした。少しでも天然材に近付けばとの気持ちである。

山採りのブナ材と一言になるが、ブナだから何でも良いと言うものではなく、
ヒメオオが採れそうな材もあれば、居ないであろう材もある。また居るライン
もある。単にブナを使ってもヒメオオは産むとは限らない。どうせ累代セットを
組むのであれば、産みそうな材をセットしてあげたい。採集派と飼育派が対立
するのではなく、飼育派の方も自分の知らない知識を持つ採集派の方とどんどん
交流すべきだと思う。 自然の状態を人工的に作らなければならない飼育・・・
飼う飼育から変えていかなければならないのかも知れない。  
今の動物園や水族館もただ見せるから生態系の環境を考えた状態に飼育ゲージが
変化してます。テーマはより自然に・・・

●ブナカワラタケ材

ヒメオオ=ブナ材のイメージとおり沢山産むだろうと思い購入した。
結果は期待外れのような気がした。 山採れブナ材とブナカワラタケ材では
同じブナなのに何故?結果が違うのと思われるかも知れないが、答えは簡単であった。

■ブナカワラタケ材はオオクワ等向けに生産している場合か殆どで白枯れ部分が中心。
■山採れブナ材は自分が採集しててこの木なら産みそうだと言う木を持って帰る。
この違いがあり、同じブナではあるが・・・結果は違った。

★ヒメオオ採卵成功率は普通で、加水すぎに注意をすること。
 微加水か一度加水ししっかり水切りをした、少し硬めの方が産みやすい。

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