2007.05.02岡山県ヒメオオ狩り 001

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●2007.05.02●標高1200m前後●天気 曇りのち晴れ●気温 14度前後●現地合流 Tさん●成果 ヒメオオ幼虫5

2007.04.29山口宇部空港到着後、山口県・広島県観光。
2007.04.30広島県某所でヒメオオ狩り。
2007.05.01当初予定は岡山県でヒメオオ狩りの予定であったが、あいにく西日本地区を中心に悪天候に見舞われ、早朝より激しい雨だったので狩りを中止し、岡山城、岡山後楽園、岡山池田動物園、姫路城、姫路動物園を観光し、狩り場所近くにて車中泊をすることとなった。途中、宮崎映画の「千と千尋の神隠し」に出てくるような風呂屋(湯屋)を見ながら日帰り入浴を行った。
2007.05.02当初予定は鳥取県ヒメオオ狩りを現地合流で鳥取のTさんと行う予定であったが、Tさんに無理をお願いし、岡山県と鳥取県の両県をダブルヘッターで狩りすることとなり、集合時間も前倒しにし現地06:30にお願いをし、岡山県までお越し頂いた。朝靄の中、延々と続く急な登山道を2時間近く登り、山頂周辺のブナ林まで上がった。岡山県においてのヒメオオの採集記録はほとんど無く、過去の記録では県北部で登山中の女の子が路上個体の♀を拾った記録と、Tさんが外灯下で採った♀(下の画像の♀)。また私の狩り仲間のgamaさんが入手した昔の岡山県産ヒメオオ標本の産地ラベル記録ぐらいしか情報が無かった。それでも数箇所、ここ辺りはどうかと絞り込んだ候補地のひとつへ行ってみることにした。Tさんの情報では今回、行った地は採集記録も無いので実際に居るのか居ないのか半信半疑とのこと。確かにブナはあったものの状態は決して居そうな雰囲気ではなかったが、それでも雰囲気の良い立ち枯れがあり、早々に狩りを行ってみた。しばらくすると黄金ラインとも呼んでるヒメオオの居るラインが出てきたら、食痕が現れ5匹程ヒメオオと同定できる幼虫を採ることができた。今回の中国地方遠征で一番難しいと思われてた岡山県産が採れたことは大きな成果であった。Tさんもまさかこの地で採れるとは思っていなかったようで、多分この地(山)での記録は初めてじゃないかと話をされた。希少産地の為、産地名は一切伏せる。午前中でなんとか下山できるように早々に下山することとした。