2004/05/04京都府ヒメオオ狩り 001 (羽化画像:京都府ヒメオオ)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

●京都府産ヒメオオ羽化 2004/05/04

イメージ 4

●2004/05/04●単独遠征 ●現地合流 ヴぇるさん
●ヒメオオ幼虫♂1♀1 他幼虫1

2004/05/03に三重県より奈良県経由で京都府へ入った。京都ヒメオオは絶滅危惧寸前種に府で指定されているぐらい貴重な個体で、限られたポイントの棲息となっている。京都府北部のポイントに行くのに、何処へ泊まるかの問題があった。東京から直接来ても時間的に難しい。クルマで東京から行くのであれば前夜出発して時間の調整をすることは可能であるが、GW期間中のため列車を利用している。新幹線を利用したとしても朝6時のひかり・のぞみで約9時頃の到着。市内からクルマを利用して約3時間でポイント付近。登山開始でポイントへは約1.5-2時間。 朝5時頃に自宅を出てポイントのブナ林には昼の2時前の到着。材割りの木を探す時間・削る時間そして下山時間が必要となる。夕方5時頃までに下山し、夜8時半の新幹線で東京到着は11時半となる。削れる時間はあって30-60分程度。それを前提に考えた時に京都へは前日入りをしたかった。その為に三重県経由での京都入りとなる。ただ当然三重県で狩りをしてからの京都移動は京都駅に夕方6時過ぎに着いた。京都北部の町で宿泊するとなると京都駅から更に移動し、バスも使わなければならないが、接続等の関係で仮に付近の町まで行ってもバスが終わってしまうことなどがあり、京都駅周辺で宿を探すこととなった。事前にレンタカーを借りていれば山の麓で寝ていてもよかったのだが、今回は列車移動と到着時間が判らなかったことと、現地合流頂いたクワ友さんがご好意でクルマを提供してくれた為、レンタカー手配をしてなかった。カプセルかオールナイトか何かあるだろうと思っていたし、一人ぐらいなら空いてる宿も・・・・・空き宿壊滅。オールナイト見つからず。カプセルホテル自体が無い・・・やバイ 久しぶりの野宿かぁ~雨の中を・・・夜の京都市内を徘徊していると朝5時までのカラオケ屋発見(5時間1500円)し即決。 そのまま朝5時まで一人で100曲ほど練習してました。05/04朝5時半にヴぇるさんと合流し北部まで移動となる。本来なら楽しいクワ談義の時間帯ではあるが申し訳なかったが助手席で爆睡。現地到着で起されました。 登山道はわかり辛く、何時の間にか登山道より外れており、崖を攀じ登ることなどをしながら何とかブナ林へ到着できた。ブナ林の手前の立ち枯れでヴぇるさんがアカアシと思われる幼虫を捕獲され、とりあえずお土産に頂いたのですが、ブナ林の中はまだ若木も多く、倒木・立ち枯れもほとんど無く、結局この後に採れた幼虫含めて3匹であった。  まあ絶滅寸前種だからそんなに簡単には採れないと思っていたし、環境だけでも見ることもできたし、アカアシだけど一応採れている。 下山し夜8時半のひかりで帰京した。

後日談:アカアシとして貰った幼虫が京都府ヒメオオとして♂♀で羽化をした

●京都府産ヒメオオ羽化 2004/05/04

京都符において採集された絶滅危惧1A指定(絶滅寸前種)の
京都府産ヒメオオが羽化した。
ブナの菌糸ブロックを崩して使用したマットを利用。

■この狩猟記関連の投稿作品:昆虫フィールドNO.42に投稿掲載/くわがたマガジンNO.32に投稿掲載