2008.09.14北海道ヒメオオ狩り 001

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●2008.09.14●天気 晴れ●気温 19度●単独●成果 なし

2008.09.14は3連休の中日であったが、かねてから一度現地を見てみたいと言う気持ちがあり、単独日帰りの北海道ヒメオオ狩りを強行した。狩り仲間のGamaさんもお誘いしたのだが、大きさを求めているGamaさんは余り興味を示さず、某所へ行くことになった。結果をお聞きするとかなりの数が採れたようである。後ほど採集記http://www.geocities.jp/kazu9283/newpage140.htmlを覗いてみようとは思う。 私はと言うと、結論から書くと成果はゼロに終わった。

14日は羽田空港から新千歳空港へと朝07:30頃のジェット機で出発して、新千歳には09;00には着いた。ジェット機で行くのにタモ網を持参するか正直悩んでいた。北海道までヒメオオ狩りに行くのだから・・・と言う考えもあるのだが、生息地の場所が見たいと言うのが本音の目的であった。もちろん採れるに越したことはないのだが、行く予定のポイントのヒメオオの標本はかなり持っており、また飼育する気はあまりないので、極端に言えば、姿を見れてデジカメで撮影するだけでも良いかと言う気持ちも強かった。結論としては一応、発見した時にはネットインしたいとのことで、現地の釣具屋かホームセンターなんかで昆虫用の網を買えば良いと思い、持参しなかった。 まして日帰りと言うこともあり、気軽な状態での北海道入りであった。ホームセンターにて500円ぐらいの網を購入して、第一ポイントへと向かった。福島県や関東のヒメオオのポイントなら、たいてい山道を走行しながらどんどんと標高をあげて行き、それに伴って景色も変わるが、流石に北海道まで来ると、低い標高にも生息しているヒメオオは特別な存在ではなく、もはや普通のクワガタになっているような気もする。市街地を抜けると低山などが見えて、普通の道を走っているぐらいの高さでポイント付近を知らせるナビの画面。こんな低いのでは感覚の違いを感じる。また市街地にもシラカバの木などが普通に生えており、やはりいつも見慣れている世界とは随分と雰囲気が変わる。林道も整備されていてとても走りやすい。ナビではあと5kmの距離を示し、到着時間も10分弱であった。 なんの問題もなく林道を走っていくとゲートが閉まっていて、工事関係者?のような人が居た。ゲート前でクルマを停止させると(ゲートは閉鎖中)、その方が近づいて来て、これより先は侵入禁止ですと説明する。説明を聞くと今回、行く予定の山の中でモトクロス・バイクの公式なレースが行われていて、全ての林道を閉鎖・進入禁止にしているとのことであった。もちろんレース会場と言う事で、徒歩での進入も禁止された。彼はそのゲートの警備員であったようだ。話しでは各ゲートには全て警備員が配置されており、まるで「お姫様」を山城全域で防衛しているような感じである。 進入ができないのでは仕方無いので、後は道南の函館近郊辺りまで足を伸ばすことも考えて、ナビで検索すると到着予定は夕方の04:00頃のナビ画面が表示された。 ナビの検索で函館近郊までの往復時間だけでレンタカーの返却時間が過ぎてしまうし、ましてそんな時間では採集・生息確認する時間すらない。札幌近郊にも採集された記録のある場所があるので、そこへ行くことにした。しかしその場所は敷地面積も広く、初めて来た者に簡単に発見できるようなポイントでは無かった。それでも散歩がてらヤナギのあるポイントを探し見てみたが、結局時間切れで終了。 まぁ、結論としてはヒメオオの姿を発見するには行かなかったが、生息しているのは間違えない場所であり、生息環境は把握できたので、ある程度は満足できた。ヒメオオ狩りを終えて、札幌まで足を伸ばしビール園でジンギスカンを食べ、新千歳空港へと行くことにした。 まぁ、次回また機会があれば今度は日帰りではなく、せめて2日ぐらいでは来てみたいとは思っている。

(参考画像:北海道産ヒメオオ:オークション購入個体)