2007.09.02福島県ヒメオオ狩り 034

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●2007.09.02●標高1400m前後●天気 晴れ●気温 20度前後●同行 gamaさん●成果 ヒメオオ♂24♀30(発見64)、アカアシ約10以上、ミヤマ♂1、ノコ♂1、スジ♂2(自身ヒメオオ♂1♀4、アカアシ6、ノコ1、スジ1)★他採集者を含めての情報としてヒメオオ約100以上は出ていたようだ(仔細は本文)

*デジカメを忘れ、携帯電話のカメラにて撮影。

東京を前夜23:00にいつものように出発。現地入りは03:30であった。1時間ちょっとの仮眠の後、夜明け前からの活動開始もいつものパターン。しかし夜明け前はシルエットのみの状態での採集、なかなか見つからない(当たり前?)  そんな中で前日から泊り込んでいた採集者とスレ違った。あいあんさんであった。流石である。我々だけかと思っていた時間帯。ヒメオオの狩りを100回以上をされている人間が、早朝の山の中での出会いであった。見落としも少ないであろう・・・お互いが名前も存知あげていて、まるで中国の歴史小説の「梁山泊」での各地の豪傑の出会いみたいな感じすらあった。 その後、親子の採集者、夫婦と思われる採集者、下から延々と徒歩で上がってきた二人連れの採集者、その他2組の採集者がしのぎを削っての採集合戦となった。 それでも前日の土曜日から比べれば幾分か少ないのだろう。他の採集者の捕獲数をお聞きすると約100匹を越えるヒメオオは出ていたのは間違えない。しかし大型個体はかなり減ってきているし、♂より♀の方が多くなってきているような気がする。時期的にはピーク時になってきているのであろう。

今回100匹以上のヒメオオが発見されているが、自身ではヒメオオ♂1♀4の成果であった。しかし別にこの数には不満は無い。以前はヒメオオの累代繁殖をしたいと思い、一匹でも多くのヒメオオの数を欲しがっていた。しかし今は家で飼育しているヒメオオの数だけでも満足しているし。更に飼育から標本へと志向の変化があったものの標本数もかなり揃っている。ただヒメオオの居る環境の中で自分が居ることに楽しみを感じているので、お持ち帰りの数としてはちょうど良いぐらいの数である。同行のGAMAさんは50mmUPのヒメオオの標本作成に楽しみを感じているし、年間採集数にも拘りがあるようで、それは人それぞれの楽しみであるので、一匹でも多く採りたいと思われる。同行者は一番のライバルであり、一番の強敵となる。それは常時同じ場所に一緒に居て、同じような木を見ている。当然発見する対象のヒメオオも同じヒメオオとなることが多い、もしくは右と左に分かれて採ったとしたら・・・タイミングで左に居て、右に居ないこともある。どっちに行くかで採れる場合と採れない場合になる。ひとりであれば順番に見ることになるが二人ではどっちに行くかで運に弄ばれる。そして採った秘密のポイントの木も当然、共有の情報として相手に提供する形となる。そう言う面では僅かな採集数ではあったが、ヒメオオの姿を見た数は発見数とほぼ同じぐらいとなるる 発見が早いか遅いかでそのヒメオオの所有権は第一発見者のものになるから、自然に姿が目につくようになった。ヒメオオのルッキング技術としてはGAMAさんは超一流である。だからこの数の差は気にならなくなっているのも事実である。しかしそのGAMAさんが一番の強敵は私だと言っていた。確かに一緒に行動している回数も多いし、同じ木を見ているのだから(笑) とまあそんな感じでこの日の狩りを楽しんだ。 だから他の採集者が多いとかあまり関係ないような気にもなっている。常に超一流のハンターとの競争をしているのだから・・・・ そんな福島県のヒメオオ狩りである。

一段落した後、新潟県へと足を伸ばすこととなった。

★同行者GAMAさんの狩猟記
http://www.geocities.jp/kazu9283/newpage82.html

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