2007.08.26福島県ヒメオオ狩り 033 

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●2007.08.26●標高1300~1450m●天気 晴れ●気温 13-23度●同行 gamaさん●成果 ヒメオオ♂28♀29、アカアシ♂3♀3(発見ヒメオオ75)

約1ケ月ぶりの桧枝岐村の産地へ行った。夏の盆休みを終えたと言ってもこの林道には日本全国から多くの採集者が集まる。色々な情報では前日の25日なども大盛況であったようだ。しかし採集者が多ければ多いほど、一人当たり採集数は減り、過去のように一日で100匹採ったなどは夢のまた夢のような話となっている。実際10匹も採れれば大成果となるような日々が続いた。また全国的に有名産地なのでオオクワの灯火採集の継いでに立ち寄ると言う方も多いのが実情である。 この日も夜明け前に林道入り口には3~4台のクルマが停まっており、朝が来るのを待つように仮眠を取ながら待機されている採集者もいらっしゃった。もちろん我々もその中に居るのであるが、朝、太陽が昇りはじめて、鳥のさえずりを合図に採集合戦がはじまる。クルマで流しながら探す方、丹念に歩きながら探す方、ひとそれぞれであった。我々も遅れることのないように採集合戦に参戦。どの木に過去付いていたか、前回はこの木がご神木の木だった、この木のここにはこんなコブはなかった、などと把握している我々は順調に採集数が伸びていった。朝10:00頃には体制が固まってしまっていた。私たちが遭遇した他採集者の方の正確な採集数は不明ではあるが概ねヒメオオ10~15匹ぐらいのようであった。採集者は4人いらしゃった。10:00を超えると他の採集者は誰も居なくなってしまった。皆さん帰ってしまったようだ、その時点で我々は40匹近いヒメオオを発見していた。普段居ないような難しい所に付いている個体が多く、網すら入らないような所が今回は多かった。産地は知っていらっしゃってもポイントの木を知っているか居ないかは、大きな差が出る。ヒメオオの姿を探す場合、ヒメオオが正面、もしくは側面に付いていれば判りやすいが、裏面に付いていたり、逆光のシルエットの中では足の形だけで判断してヒメオオの隠れている姿を見つける。採集と狩りの違いかも知れない。また普段、カブトムシやコクワやノコギリ、ミヤマを多く採集されている方の中には木を足で蹴って落ちてきたクワガタを拾う採集方法が一般なので、ここでも木を蹴って落ちてきたヒメオオを探すと言う採集者の方もいらっしゃった。しかしコクワやノコギリ、ミヤマと違って擬態をしないヒメオオは落ちた瞬間に姿を隠す。それは素早いものがある。また雑木林と違い、広葉樹の枯葉も多く、また斜面も多いのでほとんど採れなくなる。更に一度蹴ると再び時間が経てば木に登ってくるヒメオオもなかなか戻ってこなくなることから尚更、見つけられなくなってしまう。木を蹴っていたと言う採集者はなんとかヒメオオの♂3のみを採っていたが、我々の採っている数を聞くと「すかさずくれないかと」言い出した。「そんなに採ったのだからくれてもいいだろう」と言わんばかりに・・・・こう言う採集者が多いのは残念なことだ。結局、同行のgamaさんが一匹ほどあげていた。10:00を過ぎた後は貸切状態に変わり、最終的に二人で57匹のヒメオオが採れ、発見数(スルーしたものや落としてネットインできなかったものを含めると)は75匹以上となった。朝方の他の採集者の多分、採られて数を考えると、約90近い数のヒメオオが居たのではないかと思われる。久々の数が採れたことでは楽しめたが、くれくれ君などとの遭遇はあまり良い気持ちにはならない。 最低限のマナーとして人が採ったクワガタは欲しがらない!

画像のヒメオオは良くこんな感じで採れると紹介されているような感じであるが、これは発見数75の中での3匹であって、時にはこんな感じでも出会うことはあるが、今はまず居ない。 だから出合った時の嬉しさがある。 他人のルアーケースからのものではロマンも無いのではないだろうか?

★同行 gamaさんの採集記
http://www.geocities.jp/kazu9283/newpage110.html

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