●2005/07/17●同行 gamaさん
●ヒメオオ♂11♀6
ノコギリ♂1・アカアシ♂1
これが定点観測の結果かも知れない。夜明け前にヒメオオを採る。普通の昆虫採集で夜にカブトとかクワガタを採るのは当たり前のように思う人も多いと思う。それは樹液採集であって樹液を探せば良い訳だ。ところがヒメオオのルッキングの場合、樹液を探すことも難しいし、また昼間でもカンバのコブなどと見間違えることが多い中、夜明け前にほとんど裸眼で探すとなると不可能に近い。バッと見で一番上の写真を見てヒメオオが気付くだろうか?ヒメオオが映っている写真であっても判り辛いはずである。その中で居るか居ないか全く判らない多数の木を見ることになる。それでは何故見つかったんだと言う人もいるだろう。答えはシルエットと居る可能性の高い木を覚えたからである。この年にほぼ同じ木辺りから何匹かの個体を採った。そしてその木のコブの位置も覚えていた。 ん~、あの木のあの辺にはコブが無かったはずだ!と木のシルエットを見て思い、それから焦点を当てて見つめ直した。ヒメだ!と気が付いた時にタモを手にした。ネットイン04:13 写真撮影時間04:21 4時台での捕獲は自己新記録であった。
■この狩猟記関連の投稿作品:くわがたマガジンNO.25/26/30に投稿掲載