天然記念物ムサシトミヨ

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(画像:天然記念物ムサシトミヨ:品川水族館内撮影)

■ムサシトミヨ
ムサシトミヨPungitius sp.。定まった学名がない。関東地方の一部(東京都西部の石神井・井の頭、埼玉県熊谷市・本庄市・川越市、茨城県、千葉県)から見つかっているが、都市化などの影響で生息が確認されている地域が急激に減少していった。20世紀終盤以降、確実に生息が確認されているのは埼玉県熊谷市の元荒川源流域のみである。平成3年に埼玉県の指定天然記念物に指定された。現在は埼玉県の県の魚に指定され、熊谷市ムサシトミヨ保護センターを拠点にして、保護下におかれている。絶滅寸前種として絶滅危惧1Aとなっている。食性はボウフラや水生昆虫、小さな甲殻類を食べている。背に8~9本のトゲがあり、体長3.5~6 cm 程。鱗板は尾の付け根部分にある。体色は緑っぽい暗緑色。婚姻色で産卵期(3月頃から)に少し黒ずむことはある。キタノトミヨの亜種として取り扱う場合もある。その場合の学名は P. pungitius subsp.

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