- ヒメオオクワガタ
- 学名 Dorcus montivagus montivagus (Lewis)
- 体長 – オス25-58.0mm、メス26-42mm。
- 体色 – オス、メスともに黒色(弱光沢)。
- 特徴 – 体の表面には弱い光沢がある。
- 寿命 – 成虫は1-2年。
- 分布 – 北海道・本州・四国。
ヒメオオ生息概要 亜種九州ヒメオオ
★福岡県の分布域として英彦山として紹介している(1987/03月刊むし193) ★1983年04月17日英彦山山頂付近の太いブナの倒木よりヒメオオ2♀を藤田宏氏が割り出したと報告(1987/03月刊むし193)★1996年07月27日と09月11日に小林修司氏らが英彦山系筑上郡筑城町経読林道にてヒメオオの採集報告をされている(1997/07月刊むし316)
★1997年09月29日に小林修司氏が大分郡庄内町黒岳登山口より30分の所にてブナ立ち枯れよりヒメオオ幼虫の採集報告をされている(1998/07月刊むし328)
●長崎県におけるヒメオオの生息分布域としては■雲仙市小浜町雲仙周辺において棲息確認がされたが産地保護の為、仔細は未公開にしております。
★熊本県の分布域として椎矢峠、白鳥山として紹介している(1987/03月刊むし193) ★1986秋に足立一夫氏が熊本県椎矢峠と宮崎県白岩山においてノリウツギ及びツル性の植物の汁を吸っていたのを発見報告されている(1987/03月刊むし193)★足立一夫氏は熊本県三方山においてツル・ノリウツギ・クサギ・クマイチゴ・クマノミズキ・ミズキにて採集できたことを報告している。また国見岳はヤマヤナギ・ノリウツギ・ツル・クサギ・ミズメにて、また白鳥山は三方山と同じ木に更にタラ・ヤマヤナギ・ミツバウツギの9種にて採れたと報告している(1989/06月刊むし215)
★宮崎県の分布域として白岩山、南郷村、樫葉谷として紹介している(1987/03月刊むし193) ★1986秋に足立一夫氏が白岩山及び熊本県の椎矢峠においてノリウツギ及びツル性の植物の汁を吸っていたのを発見報告されている(1987/03月刊むし193) ★足立一夫氏は白岩山においてツル・ノリウツギ・タラにて採集できたことと逆にヤマヤナギその他ではルッキングできなかったことを報告している(1989/06月刊むし215)
2008.04.29福岡県ヒメオオ狩り 001









2008.04.29●天気 晴れ●標高 1170m●気温17.5度●同行 TYOさん、マーブルクラブさん●成果 ヒメオオ♀5(★1)・(ヒメオオ♂2★死骸・♂蛹1★死骸)・アカアシ♂♀・ヒメオオ幼虫約15を含むドルクス系幼虫約40匹
2008.04.28佐賀県ヒメオオ狩り後、佐賀市内で佐賀城跡と佐賀城本丸御殿、更に吉野ケ里遺跡で観光をしてから、福岡県内のTYOさん宅にて民泊させて頂き、楽しいクワ談義後、就寝。 2008.04.29にTYOさん宅にマーブルクラブさんが合流されて3人で福岡県ヒメオオ狩りへと出かけることとなった。このポイントはTYOさんの案内にお任せして、ただ後からついて行った(笑) 登山開始・・・・・3日連続3つ目となるが、なんとか足はついていった。・・・・・TYOさんたちのポイントなので登山状況は(内緒)・・・しばらくしてポイントへ到着。 ポイントの第一印象は島根県のポイントに似ている感じがした。 早々にマープルさん、TYOさんはそれぞれが倒木や立ち枯れを割り始めた。 TYOさんたちは前回のヒメオオ狩りの際に根際より採集されたこともあり、そこら辺を中心に始められていた。 私は倒木でちょっと面白そうな木を発見(ヒメがいると言わんばかりに金色に輝いて見えました←本当にそう見えただけ)。面白そうな1本の木からはヒメオオ幼虫が約15ぐらいとヒメオオ成虫♀3が採れた。 マーブルさんはオオクワの採集者の方であり、木が違うと感心されていた。その後私はその面白そうな木の1/3のみを削り、後はのんびりと景色を見ながら狩りを終えて、みんなに面白そうな木を紹介した。その木からは続けてTYOさんたちもヒメの幼虫なども追加で採集されていた。
29日の夜20:45発の羽田行きの飛行機にて帰宅した。
2008.04.29大分県ヒメオオ狩り 001


●2008.04.29●天気 晴れ●標高 1100m●気温17.5度●同行 TYOさん、マーブルクラブさん●成果 アカアシ
福岡県ヒメオオ狩りの際に大分県側にも入っていた。実はこの山は大分県と福岡県との県境にあり、狩りを行うポイントを変えれば、大分県産ヒメオオの狩りもできる場所であった。このような県境の山は多く、どちらでやるかによって県が変ることもある。まぁ県の境は人間が決めた境界線であって、山域としては同じになってしまうことも多い。今回もあえて大分県側にてやれば大分県ヒメオオ狩りともなるのだが、同行のマーブルさんがアカアシを割り出しただけで、私はあえて狩りはしなかった。ただここの山系の大分県産ヒメオオの標本も私は持っていることもあるし、別ポイントの大分県産のヒメオオポイントも知っている。 大分県はまた改めて来ても良いかとも思い、現地確認のみとした。
2008/04/28佐賀県ヒメオオ狩り 001(参考画像:同産地採集個体)



【参考画像:佐賀県産ヒメオオ】
2007.04.08知人より佐賀県産ヒメオオを採集した報告を頂き分けて貰う事となった。
●2008.04.28●天気 晴れ●標高 1000m●単独 ●成果0(狩り中止)
2008.04.27長崎県ヒメオオ狩りを行ったが現地の環境が生息としてかなり厳しいこともあり狩りをあえて断念して、次の目的であった佐賀県ヒメオオ狩りを行うことにしていた。佐世保の健康ランドにて宿泊し、2008.04.28佐賀県内のとあるポイントへ向った。 このポイントも参考画像の佐賀県ヒメオオが丁度、一年前に採った場所であり佐賀県内でのヒメオオの採集としては約25年ぶりとされているものであった。当時採られた方からの細かいデータも頂いていたので、採集ポイントへは到着できたが、登山道はガレキと落葉で隠れており、はっきりとはしておらず要所要所に自分で目印を残すような感じにしていかないと道に迷いそうになるような登山道であった。二日連続で約2時間以上を掛けて判り難い登山道を登って行った。針葉樹林帯が延々と続き、やっと1000m付近から広葉樹林と変るものの、ブナがあった範囲は非常に狭く、約20本程度あったぐらいであった。また倒木・立ち枯れは見つかるもののブナのものではなく、他の広葉樹の倒木であったり、立ち枯れであった。ブナ以外の倒木や立ち枯れに入るケースもあるものの、やはりこの地もヒメオオの生息環境としてはかなり厳しいものであり、立ち枯れや倒木を見てもその気になれず、二日連続にはなるが狩りを断念した。 ここのポイントの佐賀県産のヒメオオも現在、標本として保管しているし、現地確認もできたので、下山することを決めた。
2008/04/27長崎県ヒメオオ狩り 001(参考画像:同産地採集個体)



●2008.04.27●天気 晴れ●標高 約1300m●単独 ●成果 0(狩り中止)
2006.04.26に福岡県入りをして初日は福岡空港への到着時間の関係から、狩りの時間が取れないこともあり、福岡県内で福岡市動物園や福岡城跡・大濠公園、大宰府天満宮などで観光をしながら長崎県へと移動をして長崎県内でレンタカーの中で車中泊をした。翌日2008.04.27島原城跡と武家屋敷跡などを夜明け直後に観光して時間調整をしてから、長崎県内のこの山へ到着した。到着後、かなり険しい登山を開始し、約2時間の時間を要しながらも、やっとポイントの地へと辿り着いた。 実はこのポイントは参考画像にある長崎県ヒメオオが採れた場所であり、長崎県ではここにしか居ないのではないだろうかと思っていた場所である。 しかし現場の状況はかなり厳しい場所であり、若干の立ち枯れや倒木は発見したが、無理にやろうと思えば出来ないこともない感じもしたが、余りにもヒメオオの生息としての環境も厳しい場所と判断したこともあり、数少ない可能性のある木の材割りをする気にはなれず、現地確認にて狩りは行わなかった。 東京からわざわざ長崎まで行ってと思われるかも知れないが、「好きで行ってる」のであって、わざわざ行っているのではない。 だから余りにも環境が厳しい所では自分が標本としてでも持っていなければ、やったかも知れないが、標本もあることだし、ほそぼそとでもこの地で生息が続けばと思った。 現地確認で満足し、下山をすることとした。 狩りを中止したことで時間も余ったこともあり下山後、長崎市内へ行き、大浦天主堂やグラバー邸などの観光を行い、佐世保にて宿泊することにした。
参考画像:長崎県ヒメオオ
■長崎県ヒメオオ動画画像は下記URLをクリックして下さい。
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=AnrcPpX4__GKUTAF6Eq.PMqehLcwBpXkjEYGJBYuJLOSEhQXPKHlXbvu73Ci8fqIZrkafhmmmsniaatfGLa
2006/11/05宮崎県ヒメオオ狩り 001 (参考画像:宮崎県ヒメオオ)





●2006/11/05●単独遠征
●ヒメオオ幼虫1 不明幼虫11
鹿児島県ヒメオオ狩りを終え、熊本県経由で宮崎県北部まで200kmの距離を移動して来た。途中仮眠を取り、11/05早朝06:00には高千穂峡へと到着していた。天岩土神社に立ち寄り、その後宮崎県のポイントへ向かった。身体が疲れるぐらいの物凄い曲りくねった県道を走り、更にガレ場のような林道を延々30分以上走りやっとポイントのある山まで到着した。良くこんな道が道路閉鎖になってないなと思うくらい・・・身体が揺れているぐらいであった。山奥の更に山奥へ来た。林道のゲートの閉まっている所まで来ただけで疲れきった。その後にスギ植林を1時間近く登りやっとブナ林へと辿り着いた。11:00を回っていた。ブナの大きな倒木を発見し削るとヒメオオ幼虫と不明幼虫が出てきた。1ケース採れたので狩りを終了した。1時間程度の狩りである。下山で1時間。クルマに戻り一路宮崎空港へと向かった。宮崎空港には17:00に到着し、19:30発の羽田行きにてフライトし東京へと戻った。3日間で4つの山へ登り、レンタカーの走行距離は750kmぐらいになっていた。
2006/11/04鹿児島県ヒメオオ狩り 002 【ヒメオオ南限更新の狩り】



●2006/11/04●同行 MDさん
●ドルクス系幼虫2(採集時はヒメオオかとは思ったが確定が出来なかった)
→後日、100%ヒメオオと確信でき羽化を待ち望む(南限更新個体)
午前中に熊本県にてヒメオオ狩りを行い、再び鹿児島県のヒメオオ狩りに再挑戦をすることにした。結果的に昨日下見?をしたせいか、おおよそのポイントは把握できていたので狙うべきポイントへと一直線で山を駆け上がった。熊本県南部からの移動とは言え、当然到着時間は夕方となり、狩りできる時間との勝負となった。この鹿児島県での狩りの後、宮崎県北部へ移動した。
★鹿児島県でのヒメオオの採集記録は無いと思われる。それが東京から飛行機で飛んで来てわずかな時間で採れるものでも無いだろうと思われる方もいらっしゃるかも知れない。普通に考えれば現地の方がポイントを知っていてそこに案内頂いてというのが正直、可能性としては高いものだと思う。今回同行頂いたMDさんがポイントを知っていた訳ではなかった。初めての場所でピンポイントの採集・・・この鹿児島県ヒメオオ狩りは事前調査と情報収集に時間を掛けていた。初めて行く山のブナのあるポイントなど判るものかと言うとそうでもなく、色々な情報収集から行く前に完全にポイントを絞り込むことに成功していた。行く前の山のどこにブナがあるかははっきり判っててそこだけをピンポイントに攻めた。また前日現地の下見をし、情報通りにブナがあることも倒木や立ち枯れの場所も確認していた。また全くヒメオオらしき幼虫の棲息状況が無かった訳でもなかった。クワ友さんが同地において現地の方と一緒にヒメオオらしき幼虫を割り出している。ただまだ羽化していないこともあり確定してなかっただけである。クワ友さんからは現地の同行者との共有ポイントと言うこともあり場所は教えてくれなかったものの、私が事前に単独で調べたポイントと一致することは情報として頂いた。居る可能性が高く、ブナのポイントを完璧に調べきっており、前日現地での下見をしての今回の狩りである。偶然の発見ではなく狙っていった。これは狩りである。多分このポイントを知っている人は5~6人程度だと思う。そしてヒメオオの可能性のある幼虫の保有者も私含めてクワ友さんも保有している。しかしあまりにもピンポイントの為、今後の採集数の期待はそれ程できない気もする。 ヒメオオとして羽化することを楽しみにしたい。
そして待望のヒメオオ南限更新個体が無事羽化した!
●幻の鹿児島県産ヒメオオ 2007.06.24羽化
(ヒメオオ南限更新個体)

2006/11/04熊本県ヒメオオ狩り 001 (参考画像:熊本県ヒメオオ)




●2006/11/04●単独遠征 ●現地合流 MDさん
●アカアシ♂3 ヒメオオ幼虫3 ミヤマ幼虫1他不明幼虫20
鹿児島のビジネスホテルを早朝06:00頃スタートし、07:30にはMDさんと合流していた。早々に狩り場へ向けて1台のクルマで行く。ここでも野生のシカと出遭う。 林道から登山道へとのいつものパターン。 熊本のここは意外にもブナが多いので驚いた。
2006/11/03鹿児島県ヒメオオ狩り 001


●2006/11/03●単独遠征
●成果0
今回、3連休を使って南九州へと飛んだ。定刻より1時間遅れのフライトとなってしまい予定を大幅に変更することを余儀なくされたが、結果的にはそのことが幸いだったかも知れない(理由は後ほどに・・)
鹿児島県内でブナ林探しをすることとなった。










