- ヒメオオクワガタ
- 学名 Dorcus montivagus montivagus (Lewis)
- 体長 – オス25-58.0mm、メス26-42mm。
- 体色 – オス、メスともに黒色(弱光沢)。
- 特徴 – 体の表面には弱い光沢がある。
- 寿命 – 成虫は1-2年。
- 分布 – 北海道・本州・四国。
ヒメオオ生息概要 近畿・北陸ヒメオオ
富山県ヒメオオ
富山県指定:絶滅危惧Ⅱ種指定(危急種)
石川県ヒメオオ
福井県ヒメオオ
●高山系のクワガタの採集記録としては越前町(旧:朝日町)越知山・同山花立峠、越前町(旧:織田町)六所山、福井市上一光町国見岳などではルリ系の採集記録があるが、ヒメオオとなると可能性は少ないと思われる。白山周辺の■大野市(旧:大野市/和泉村)仏原荒島岳■大野市(旧:大野市/和泉村)上打波赤兎山■大野市(旧:大野市/和泉村)南六呂師保月山周辺がやはり中心になると思われる。また■敦賀市金山野坂岳■小浜市上根来百里ケ岳周辺■大飯郡おおい町(旧:名田庄村/大飯町)八ケ峰付近も生息分布域の可能性はある。
三重県ヒメオオ
★三重県の分布域として父ケ谷として紹介している(1987/03月刊むし193)★ヒメオオ四季物語(昆虫フィールド42)
★奈良県の分布域として大台ケ原山、金剛山として紹介している(1987/03月刊むし193)★金子龍二氏による大日岳ヒメオオ採集記を報告(2007/01くわがたマガジン32)
★和歌山県の分布域として護摩壇として紹介している(1987/12月刊むし202)★日本ヒメオオ狩猟記④(くわがたマガジン33)
★日本ヒメオオ狩猟記:滋賀県(くわがたマガジン32)
★京都府北桑田郡芦生にて1984年05月05日に杉田守輝氏がブナの立ち枯れより幼虫と新成虫♂1を採集したと報告している(1987/12月刊むし202)★金子龍二氏が京都美山町ヒメオオ採集記を報告(2006/05くわがたマガジン28)★ヒメオオ四季物語(昆虫フィールド42)★日本ヒメオオ狩猟記:京都府(くわがたマガジン32)
★大阪府の分布域として金剛山として紹介している(1987/12月刊むし202) *ただし金剛山は(1987/03月刊むし193)において奈良県の分布域として紹介されている。この金剛山は奈良県と大阪府の府県境に位置する山である
★金子龍二氏が幻の大阪産ヒメオオ採集記・金剛山(2005/04くわがたマガジン22)★金子龍二氏が大阪産ヒメオオ採集記・和泉葛城山(2006/01くわがたマガジン26)★日本ヒメオオ狩猟記④(くわがたマガジン33)
★兵庫県の分布域として氷ノ山、扇ノ山として紹介している(1987/03月刊むし193)★藤井弘氏が兵庫県産ヒメオオ♂外脛節外棘について報告された(2005/02くわがたマガジン21)
2007.08.16富山県ヒメオオ狩り 002




●2007.08.16●標高 約1300m●天気 晴れ●同行 gamaさん、六畳さん●成果 ヒメオオ♂3♀2(自身0)
8/15PM9:30に合流出発後、岐阜県のヒメオオポイントを2ケ所立ち寄ってから富山県入りをした。富山県内では私は3ケ所のポイントを知っているが、そのなかの1つに行くこととなった。ここは同行のgamaさんが富山のクワ友さんより教えて頂いたポイントであるので仔細は書かないが、ピンポイントの場所であり、決して数は多いとは思えなかったが良い場所であった。東京→岐阜→富山とほとんど仮眠なしでの採集で流石に眠くなり、途中で私はクルマの移動中に爆睡。この日の私の狩りが終わった。
同行者gamaさんの狩猟記
http://www.geocities.jp/kazu9283/newpage82.html
岐阜県・富山県ヒメオオ狩りを終えて、長野県へ移動し狩りをすることにした。いつもならクルマ内での仮眠なのであるが、今回は動向の六畳さんの提案で仮眠できる施設として健康ランドへ行くことにした。24時間営業の店で富山から長野への移動と言うことで途中の新潟県内で探すこととなった。20:30頃に到着。入館料金1650円。浴衣・バスタオル・タオルを借り、温泉入浴。その後軽く生ビールを一杯→すぐ爆睡。深夜02:40頃に起床。再度、入浴した。深夜料金+ビール+つまみ代=約1600円。 03:00過ぎに出発し長野県へと向かった。
2006/10/08兵庫県ヒメオオ狩り 001 (参考画像:兵庫県ヒメオオ)





●2006/10/08●同行 gamaさん ●現地合流 Tさん
●不明幼虫6
今回は突然の兵庫県ヒメオオ狩り決定となった。元々は相棒のgamaさんと富山県へ日帰りで行こうと言う計画があった。富山県なら往復1000kmの行程となる。そんな時に中国地方のクワ友さんから連絡があり、たまたま同日に兵庫県に最後のヒメオオ狩りに行くと言う予定を聞いた。そのまま話しが盛り上がりそれなら現地合流しょうかと盛り上がってしまった。・・・・でgamaさんに「ごめん!富山県へ行くのを辞めて兵庫県へ行くことにしたが、予定変更しない?」・・・・gamaさんはしばし絶句。考えさしての返事であった。と言うのは狩りの翌日はgamaさんは仕事が入っていたからである。2人でも兵庫県への日帰りの狩りとなる。ただもしgamaさんが単独で富山へ行くことになっても、ひとりでも兵庫へ行こうとは思っていた。結果的にgamaさんも兵庫県へ行くことになった(いつも我がままで申し訳ない)。 いつもはクワ談義をして深夜の高速を走るのであるが・・・今回は東京を21:00発にして、gamaさんが先に運転、私はそのまま後部座席にて睡眠を開始した。浜名湖にて交代し、そのまま兵庫県奥地まで私が運転した。帰りは鳥取から滋賀県までがgamaさん、滋賀県から東京まで私が運転して帰って来た。 朝06:00頃現地でTさんと合流し、下調べをしていたポイントを数カ所周り、ルッキングにては成果がなかった。林道脇の倒木を軽く削り食痕が出て不明幼虫を採ることができた。このあと勢いで鳥取県まで行くことになった。 日帰り1490kmぐらいの走行距離となった。
2006/09/17石川県ヒメオオ狩り 002 (自己採集:石川県ヒメオオ)





●2006/09/17●単独遠征
●ヒメオオ♂1♀1
早朝、福井県の産地付近を下見程度で見て、そのまま石川県へと入って来た。台風13号の影響もほとんど無く、石川県は晴れの天気であった。早々にポイントにしていた場所へと登山を開始しルッキング採集を始めた。最初は登山のみで途中でやっと林道に出て、狩りの開始となった。ブナも多くヤナギも所々で群生していた。大きなヤナギの群生は3ケ所あり、丁寧に覗くが齧り跡あったもののヒメオオの姿は無かった。ヤナギとヤナギの群生の間(結構離れていたが)に1本のヤナギが林道の崖の上にあり、その木のかなり上の枝に黒い塊のようなものが見えた。当然崖の上まで上がりそこからタモ網でギリギリ届くかの距離である。良く見えたなぁと言うのが本音であった。崖を登りなんとかタモ網にネットインできた。ヒメオオのPAであった。採れたのはこの1PAのみであったがこれで満足できた。 石川県での狩りを終えて富山県へ行くか岐阜県へ抜けるか悩んだが、両方のポイントへの到着時間をナビで検索すると岐阜県のポイントなら夕方17:00までには到着できそうだったので岐阜県へ移動することにした。白山スーパー林道を利用した。
★上から2枚目の画像とその下の3枚目の画像は同じヒメオオですが角度を変えて撮ってます。上は発見時の画像で、下は採集直前の画像です。
2006/09/17福井県ヒメオオ狩り 001 (参考画像:福井県ヒメオオ)




●2006/09/17●単独遠征
●未採集
滋賀県より福井県へと移動して来た。09/17は関西圏は台風13号の暴風圏に入っていたが、この福井県においては小雨は降っていたもののそれ程影響は無かった。早朝から福井県での登山採集をするか、石川県でのルッキング採集をメインにするか悩んだが、石川県をメインにすることにした。福井県においては産地付近での環境を見た程度で軽くクルマで流しルッキングを行なったが、やはり登山をしてしっかりポイントまで入らなければ難しいようであった。産地付近の下見程度でそのまま石川県へと移動することにした。
2006/09/16滋賀県ヒメオオ狩り 001




●2006/09/16●単独遠征
●ヒメオオ幼虫1 不明幼虫2
大型の台風13号がこの日九州に上陸した。翌日の17日には関西地方は暴風圏に入るとTVの天気予報が注意を呼びかけていた。一日の誤差があるから大丈夫と判断し台風前日に滋賀県のこのポイントに単独遠征を掛けた。この地のブナは立派でした。クマ調査のエサが仕掛けられていたり、シカが何度も鳴き声をあげてました。そんな環境下の中で小雨が降り頻り、人の気配の無い登山道を上がりヒメオオ探し・・・やはり少し変わっているのかな? 滋賀県はヒメオオが棲息しているがほとんど採集報告を聞かない。数が少ないのであろうか? ここでも環境が良すぎ立ち枯れや倒木は少なかった。1本の立ち枯れからヒメオオと同定できる幼虫が採れたので満足である。 予定は翌日に同県内で別ポイント探しも考えていたが、台風の関係もあり、北陸方面へ移動することにし、福井県を目指した。
■この狩猟記関連の投稿作品:くわがたマガジンNO.32に投稿掲載
2006/05/05奈良県ヒメオオ狩り 002



●2006/05/05●単独遠征
●未採集・確認のみ
05/05午前中に奈良県南部にてヒメオオ狩りを終えて、奈良県北西部の山にやってきた。ここも大阪府との府県境となる山で大和葛城山である(葛城山は大阪府と和歌山県の府県境に和泉葛城山もある)。この大和葛城山へはロープウェーにて昇った。山頂駅周辺にはブナの群生林になっており、見事なブナが多く、一部立ち枯れや倒木もあったが、狩りを中止しブナ林の確認のみを行った。 この日の朝、奈良県南部から移動して大阪府県境まで戻ってきた。本来なら05/06に滋賀県北部で狩りをして05/07日中に帰る計画であった。しかしGWの最後の期間になってきているので上りの渋滞も気にかかる。いずれにしてもどうするか名神高速の米原JACの手前で結論を出せば良いと思い、大阪経由で名神高速で米原方面へと向かった。東名高速方面が当日混んでいれば北陸道へ抜けて翌日、滋賀県で狩りをしその後帰るコースとし、東名高速方面が空いてれば滋賀県を中止し、一気に東京へと帰って来てしまうコースで考えた。結局、05/05の夕方は東名高速の東京方面はガラガラだったので、迷うことなく東京へ帰るコースに代えた。とはいえ、奈良県南部から大阪経由の東京までの距離である。約700kmの距離となる。休み休みではあったがそのまま帰ってきた。
後日談:奈良県南部からのこの700kmをやったことにより、この後、日帰りの距離感が少し変わった。
2006/05/05奈良県ヒメオオ狩り 001




●2006/05/05●単独遠征 (カメラ不調の為、接写画像ピンボケ)
●ヒメオオ幼虫2 ヒメオオ♀死骸
05/04和歌山県から移動して来て、奈良県の南部のポイントへ来た。到着はまた夕方となり早々にカップ麺の製作となった。超~簡単な夕食に代え、そのまま日没と共に就寝。05/05日の出と共に起床となり、再び朝のカップ麺で朝食を取った。朝食後狩りの準備を整え、ブナのポイントにて狩りを始める。しばらく削っているとヒメオオ♀の死骸を削りだした。その後、数頭の不明幼虫も採れ生息の確認も取れたので、ここでの狩りは終了することにした。この頃少し変わってきたと思っている。別に本日の狩猟数はどうでも良いのである。毎週のように狩りに行っていると正直言って、飼育での面倒を見てられない。幼虫はビン/プリンカップ内でのマット飼育である。もちろん菌糸ビンでも育つが菌糸ビンの交換などやっている時間もないし、♂はほとんど標本化にしてる。♀は採卵セットは組むものの、時折♀でも標本にしてしまうことも多い。そんな背景があるので最低限の数のみを持ち帰るようにしている。 この後、同じ奈良県内ではあるが北部へ移動することにした。
2006/05/04和歌山県ヒメオオ狩り 001 (羽化画像:和歌山県ヒメオオ)





●2006/05/04●単独遠征
●ヒメオオ幼虫2 不明幼虫3
05/03夕方に現地へ到着し、マイカーに積んであるカセットボンベと鍋を使い、カップ麺を作り夕食とした。05/02夜に東京を立ち大阪府→奈良県経由の和歌山入りであったので夕食を食べた終わった瞬間に爆睡である。05/04早朝から今度はキツネうどん(カップ麺)を食べ、早々に狩りの準備を整えた。関西圏にも採集禁止区域は多く、基本的にはこのポイントもその区域に入る。しかし事前に採集禁止区域の地図を手に入れ、地図上の禁止区域外にて狩りを行うことになった。禁止区域内には良い雰囲気の材もあったが無視をし、区域外にて立ち枯れ・倒木を探すこととなった。かなりキツイ勾配の中での狩りを余儀なくされた。大阪/奈良府県境においては実際に禁止区域内ではあったが、できる限り禁止区域は外すようにしている(当たり前のことだが・・)。ただ知らないから良いと言うものではないのである。知っててやるのは当然良くないことだが無理な数も採らないし、なるべく傷をつけないように1本に絞った。禁止区域外にても採れるのであれば禁止区域ではやらない。知らないことを自慢しては行けない。採集をしたいならそこまで調べるべきなのである。知っててやることを正当化するつもりは全く無いし、やっては行けないことではあるが・・・話しが少し逸れたが、いずれにしても和歌山県においては区域外にての狩りとなった。 ヒメオオ幼虫を含む不明幼虫を数頭採ったので、ここでの狩りを終えることにした。午後から奈良県南部へ移動することにした。
■この狩猟記関連の投稿作品:くわがたマガジンNO.33に投稿掲載










