2010年度版累代セット

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●2010年度版累代セット

題名は累代セットとしているが今年は特に
繁殖を考えている訳ではなく、飼育セットの
紹介程度のことを先に断っておきます。

ヒメオオの場合はクヌギ・コナラでもブナでも
産ませることは可能なのですが、材を作ると
言うのが一番時間が掛かります。(今年は作ってない)

★硬めの状態を維持させながら水分がある材を
作ることから、市販のクヌギ材でもコナラ材でも
A材と言われる良質の白枯れ材は不向きとなり、
俗に言うB材の芯の多い材やブナも山で採ってきた
ような硬い材が良く、それを事前に加水しておき
水分を維持させる材を作っておいて、理想的な
サイズの大きさの成虫のセッティング行うと良い。
理想なサイズは♀の方が♂よりも少し大きめの
個体で、どちらも越冬個体1年目が理想となる。
それまでは基本的には♂♀単独飼育をしていた
方が無難であり、♀は一応、材を入れて産卵
セットを組んでおいた方が良い。

今年のは上記の産卵木を作る準備はしていないので
累代セットにはしていない。

栃木県産ヒメオオ♂54mm

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54mmサイズのヒメオオって小さく感じるかも知れません。
オオクワなら80mmサイズが居るのに54mmかと思う
少しクワガタの好きな方もいらっしゃるかと思うのですが、
ヒメオオの場合はギネスサイズは58mmで、私の狩りの
相棒のGAMAさんが執念で採集した超ギネス59mmがありますが、
たいていは50mmオーバーは採れても、なかなか54mmと
なってくると採れない大きさなんです。

先日の栃木でのヒメオオ狩りで取った個体をノギスで測ったら
54mmほどありました。このサイズは自己記録タイでした。
年に1~2匹採れるかどうかの大型個体なんです。

ヒメオオの♀による♂の捕食について

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ヒメオオの♀による♂の捕食について

同産地で採集したヒメオオ♂♀を同じ飼育ケースに入れて同居飼育を行った。
♂による♀の挟み殺しは時折あるが、♀による♂の捕食は初めての経験であった。

希少採集産地のヒメオオ羽化個体

神奈川県箱根産ヒメオオ羽化 2006.12.09
(画像:1~4)イメージ 1

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●京都府産ヒメオオ羽化 2004/05/04
(画像:5~6)
京都符において採集された絶滅危惧1A指定(絶滅寸前種)の
京都府産ヒメオオが羽化した。
ブナの菌糸ブロックを崩して使用したマットを利用

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●香川県産ヒメオオ羽化 2005/04/30
(画像:7~8)
香川県で採った不明幼虫が香川県産ヒメオオとして羽化した。
香川県においてはヒメオオの採集記録は私が調べた段階では無かったと思われた。
この羽化において香川県にヒメオオがいると証明できたと思う。
ブナの菌糸ブロックを崩して使用したマットを利用

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●幻の鹿児島県産ヒメオオ 2007.06.24羽化
(ヒメオオ南限更新個体)

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ヒメオオの幼虫~蛹~羽化

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●ヒメオオの幼虫
★ヒメオオの特徴が良く現れている
頭部亀裂線の内側が薄いオレンジで外側が濃いオレンジ色である。
(クワムラヤ・甲冑屋式頭部亀裂線識別法と名付けた)
★食痕の細かさもヒメオオの特徴のひとつである。

●ヒメオオの蛹
画像のみ

●ヒメオオの羽化
★三重県にて2004/05/03に採集した不明幼虫がヒメオオとして羽化した。
ヒメオオの羽化直後は赤みかかっており、特に♀においてはアカアシとの判別が難しい。
時間が経ち、艶消しの感じに変わるまで、どっちと悩むケースも多い。♂の場合は大アゴの
湾曲の感じで判別はつき易い。

菌糸飼育で死んだヒメオオ♂

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●菌糸による影響で死んだのか、寿命で死んでから菌糸に犯されたのかは不明である。

密封した菌糸のポリボトルにてヒメオオを飼育したことがある。ボトルの底に菌糸を残しそこに細いコナラの産卵材をそのまま入れて、小型のヒメオオ♂♀を入れて、そのまま蓋をしたことがある。1日目は調子良かったが、2日目は♂♀とも死んでるようにグッタリしていた。慌ててボトルから取り出し昆虫マットに移して様子を見たら、翌日なんとか元気になった。 それから大きめの飼育ケースにして密封性があまり強くならないようにすれば菌糸マットでの飼育可能が分かった。

今回のは死んでから菌糸がまわったものと考えられる。

マット飼育 実験:★クルビマット★ブナ完熟マット等

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●クルビマット (画像1/2)
幼虫飼育にクルビマットを使用したが画像のような感じの菌糸みたいなものが
回り、幼虫が何匹か死んでしまった。または気門付近に黒いカサブタのような
ものが出来てしまい生きてるものの衰弱してしまった個体も出た。

●ブナ完熟 (マット画像3)
無加水の状態で使用してみたが幼虫の死亡は少なく、このマットは良いと
思える。

●仔細は2007年度版累代セットにも記載したようにブナ完熟マットを変更した。

クルビマット→ブナ完熟マットへと交換していき、幼虫の死亡率が少し減ったが、まだ密封性の高いプリンカップ内では時折、菌糸のようなものが回り幼虫が死んでしまうことがある。材割りをする中でブナの完熟マットのようなところに居る幼虫も居るが、材自体は硬く菌が回りにくい・・・菌糸ビン作成時に良く使われるブナの生オガコを今回購入し、ブナ完熟マットとブナ生オガコを混合させて幼虫飼育に使うことにした。画像はブナ完熟マットの劣化状況とその時に死んだ幼虫の画像である。ブナ生オガコとの混合マットの画像は2007年度版累代セットを御覧下さい。

マット飼育実験:★ブナシメジ水溶液昆虫マット★アミノ酸水溶液入り昆虫マット

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●2002年累代飼育セット用にキノコ・マットを作製してみた。

★ブナシメジ水溶液昆虫マットを作成してみた。
市販の昆虫マットと廃棄マットの再利用をミックスにしたものにブナシメジ水溶液を混ぜてみた。
しっとりとした感じになり幼虫飼育にも使ってみることにした。
他にシイタケ、マイタケ、ナメコ、エノキのキノコ水溶液も同様に実験したが
ブナシメジが一番良かった。
★ブナシメジマットは密封が強すぎると加水気味の感じになりやすく
幼虫が死んでしまい・・・・実験としては失敗であった。(ヒメオオには合わなかった)

●アミノ酸水溶液入り昆虫マット
雑誌社の編集依頼があり、ヒメオオ幼虫の新しい累代方法を現在実験している。新しい昆虫マット添加物実験である。とりあえず死亡することなく2日が経過した。  その昔、味の素を振りかけたり、小麦粉と混ぜたりした諸先輩がいた。今では小麦粉による一次醗酵などはベースの飼育法になっているかと思うが、最初にやった人は・・・楽しかったであろう。 人からは白い目で見られ、でも本人は真剣そのもの。新しい実験はいつやっても楽しいものである。 誰もやってないのだから・・・失敗も多いけど、教えてくれる人も居ない・・・これは最高である。  成功したらいずれ雑誌に投稿することになるし、失敗であればこのブログでおしまいかも?

追加確認 20060319に確認の結果、幼虫2匹とも生存中でした。 

実験失敗・・・5/12幼虫★になりました。

★ダミー材 ★天然水仕込み採卵材★アミノ酸仕込み材

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●秘伝DHAさんのダミー材
★秘伝なので内緒! 材の画像は公開します。

●天然水仕込み採卵材の製作
ミネラル水を使い採卵材を作ってみることにした。
雪解け水を吸い込んでいる倒木・立ち枯れに少しでも近づけたいと思った。
1週間程度、天然水ミネラルウォーターの軟水にて採卵材を漬け込んでから
水切りをして使用してみた。 *雪解け水が軟水である。

●アミノ酸仕込み材
味の素(科学調味料)を混ぜたマット
ビール酵母、蕎麦粉、フスマや色々な食材が使われてる。
最初は何やってんだろう? 菌糸ビンも最初はそうだった?
アミノ酸が良いのかは判らないが、何でもやった方が面白い。