2004/10/03石川県ヒメオオ狩り 001

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●2004/10/03●同行 gamaさん
●未採集・観察のみ

富山県から戻って石川県へやって来た。白山スーパー林道(*1) http://www.hakusan-rindo.jp/index.shtml を利用したが当日朝6時頃にこの地に着いた時に野生のイノシシが私の足下を駆け巡って行った(ビックリだった:画像なし)。石川県に入るもののブナは見られたが崖の上であったり、また私の知っている石川県のポイントは更にここから移動し、そして登山をしなければならないのでスーパー林道が開通する時間からの移動では時間的にきつくなり、諦めざるえなかった。東京から夜出して朝一番に来ても時間閉鎖があるのではその待ち時間分ロスが出て石川県での狩りを難しいものにされてしまう。かといってスーパー林道ではなく迂回するのでは更に時間は掛かる。ある面、難攻不落の加賀の地である。 石川県での狩りを断念・岐阜県へと向かうことにした。

(*1)本文の説明として白山スーパー林道HPを参考リンクしております。

★当日の画像は下記URLより御覧頂けます(画像:富山県・岐阜県も混合)
http://edit.photos.yahoo.co.jp/ph/katuuya2002/slideshow?.thema=10&.spd=n&.full=n&.dir=%2Fac03&.src=ph&.view=t&submit=%A1%A1%C1%AA%C2%F2%A1%A1

■この狩猟記関連の投稿作品:昆虫フィールドNO.45に投稿掲載

2004/10/03富山県ヒメオオ狩り 001 (参考画像:富山県ヒメオオ)

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●2004/10/03●同行 gamaさん
●未採集・観察のみ

当初、福島県へ行く予定であったが、大型の低気圧で長野県以北が全部雨の予定であった。雨の無い所に変更しょうかと私が提案。良いですよの返事の元にとりあえず東北道から中央高速へとコース変更をした。諏訪付近まで来てそのまま北上すれば松本・白馬へと続く、また南下をすれば木曽から愛知へも抜けられる。コースと言うか雨の無い所としか決めてなかったのでどこでも良かった。gamaさんは既に睡眠中である。とりあえず松本へ行くことにした、松本に降りた時岐阜方面の交通案内の看板を見つけた瞬間・・・深夜に有名な観光地を通過(上高地・高山・白川郷・五箇荘) 白山付近まで来ていた。白山を越えれば石川県まで行けると思ったが、白山スーパー林道は朝8時過ぎから夕方5時半?までしか通行できないので、仕方なく富山県へと向かった。 富山県へ入りポイント探しをする。流石に富山県のポイントは今回調べては来なかったのでナビで高山を検索し行くことにした。 ブナはあったもののヒメオオの姿は見つけることができなかった。ヤマドリとは遭遇したが、折角ここまで来たのだから富山県で軽く下見を済ませて石川県へ行くことにした。この日結果的に富山・石川・岐阜の3県を回り日帰りで東京へと帰ることになった。 2人で行ったとは言え日帰り往復1000kmは初めてだった。

★当日の画像は下記URLより御覧頂けます(画像大半は石川・岐阜県です。)
http://edit.photos.yahoo.co.jp/ph/katuuya2002/slideshow?.thema=10&.spd=n&.full=n&.dir=%2Fac03&.src=ph&.view=t&submit=%A1%A1%C1%AA%C2%F2%A1%A1

■この狩猟記関連の投稿作品:昆虫フィールドNO.45に投稿掲載

2004/05/04京都府ヒメオオ狩り 001 (羽化画像:京都府ヒメオオ)

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●京都府産ヒメオオ羽化 2004/05/04

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●2004/05/04●単独遠征 ●現地合流 ヴぇるさん
●ヒメオオ幼虫♂1♀1 他幼虫1

2004/05/03に三重県より奈良県経由で京都府へ入った。京都ヒメオオは絶滅危惧寸前種に府で指定されているぐらい貴重な個体で、限られたポイントの棲息となっている。京都府北部のポイントに行くのに、何処へ泊まるかの問題があった。東京から直接来ても時間的に難しい。クルマで東京から行くのであれば前夜出発して時間の調整をすることは可能であるが、GW期間中のため列車を利用している。新幹線を利用したとしても朝6時のひかり・のぞみで約9時頃の到着。市内からクルマを利用して約3時間でポイント付近。登山開始でポイントへは約1.5-2時間。 朝5時頃に自宅を出てポイントのブナ林には昼の2時前の到着。材割りの木を探す時間・削る時間そして下山時間が必要となる。夕方5時頃までに下山し、夜8時半の新幹線で東京到着は11時半となる。削れる時間はあって30-60分程度。それを前提に考えた時に京都へは前日入りをしたかった。その為に三重県経由での京都入りとなる。ただ当然三重県で狩りをしてからの京都移動は京都駅に夕方6時過ぎに着いた。京都北部の町で宿泊するとなると京都駅から更に移動し、バスも使わなければならないが、接続等の関係で仮に付近の町まで行ってもバスが終わってしまうことなどがあり、京都駅周辺で宿を探すこととなった。事前にレンタカーを借りていれば山の麓で寝ていてもよかったのだが、今回は列車移動と到着時間が判らなかったことと、現地合流頂いたクワ友さんがご好意でクルマを提供してくれた為、レンタカー手配をしてなかった。カプセルかオールナイトか何かあるだろうと思っていたし、一人ぐらいなら空いてる宿も・・・・・空き宿壊滅。オールナイト見つからず。カプセルホテル自体が無い・・・やバイ 久しぶりの野宿かぁ~雨の中を・・・夜の京都市内を徘徊していると朝5時までのカラオケ屋発見(5時間1500円)し即決。 そのまま朝5時まで一人で100曲ほど練習してました。05/04朝5時半にヴぇるさんと合流し北部まで移動となる。本来なら楽しいクワ談義の時間帯ではあるが申し訳なかったが助手席で爆睡。現地到着で起されました。 登山道はわかり辛く、何時の間にか登山道より外れており、崖を攀じ登ることなどをしながら何とかブナ林へ到着できた。ブナ林の手前の立ち枯れでヴぇるさんがアカアシと思われる幼虫を捕獲され、とりあえずお土産に頂いたのですが、ブナ林の中はまだ若木も多く、倒木・立ち枯れもほとんど無く、結局この後に採れた幼虫含めて3匹であった。  まあ絶滅寸前種だからそんなに簡単には採れないと思っていたし、環境だけでも見ることもできたし、アカアシだけど一応採れている。 下山し夜8時半のひかりで帰京した。

後日談:アカアシとして貰った幼虫が京都府ヒメオオとして♂♀で羽化をした

●京都府産ヒメオオ羽化 2004/05/04

京都符において採集された絶滅危惧1A指定(絶滅寸前種)の
京都府産ヒメオオが羽化した。
ブナの菌糸ブロックを崩して使用したマットを利用。

■この狩猟記関連の投稿作品:昆虫フィールドNO.42に投稿掲載/くわがたマガジンNO.32に投稿掲載

2004/05/03三重県ヒメオオ狩り 001 (羽化画像:三重県ヒメオオ)

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●2004/05/03●単独遠征 ●現地合流 ブラボーさん
●ヒメオオ幼虫♂1♀1

愛知県ヒメオオ狩りを行ない、名古屋泊をし、朝一番の名鉄にて三重県松阪へ向かった。松阪駅にてブラボーさんがクルマで拾って頂き、三重県のポイントへと向かった。三重県自体のポイントと言っても夕方には京都府へ行く予定もあり、一日係りをするようなポイントへは行けないのでブナのあるとされている高標高の山へ行くことにした。この山でのヒメオオの採集記録は聞いたこともなく、実際いるのかすら判らなかった。登山道を上がっていくがホストとなるような木々も見当たらず、頂上に着き付近を見渡したが、ブナはほとんどなく唖然とした。山頂付近にあったブナの倒木があり少し削ってみると小さな食痕があり、慎重に食痕を追いまわしドルクス系不明幼虫を採ることはできた。自宅に持ち帰り飼育しヒメオオの♂♀が羽化したことは快挙であった。(画像:ヒメオオ♂♀は羽化した三重県ヒメオオの個体)

この山を下山し、ブラボーさんに奈良県内の近鉄の駅まで送って頂き、夕方には京都駅へと到着できた。

★当日の画像は下記URLより御覧頂けます。
http://edit.photos.yahoo.co.jp/ph/katuuya2002/slideshow?.thema=10&.spd=n&.full=n&.dir=%2Fcf69&.src=ph&.view=t&submit=%A1%A1%C1%AA%C2%F2%A1%A1

■この狩猟記関連の投稿作品:昆虫フィールドNO.42に投稿掲載