かなり昔の話になりますが、月刊むし・ブックス 1996.11発行
「クワガタムシ飼育のスーパーテクニック」小島啓史著 なる本があり、
オオクワガタブームになる前のマニア向けの本の中で各クワガタの飼育法が
飼育の初級編~上級編と言う分け方でして紹介されている。
■初級編
コクワガタ→ノコギリクワガタ→アカアシクワガタ
■中級編
オオクワガタ→ヒラタクワガタ→ミヤマクワガタ→スジブトクワガタ
■上級編
ヒメオオクワガタ
オオクワガタは多産種であり、クワガタショップやホームセンターなどでも
飼育材やマット、菌糸ビン、添加剤など販売されている。これらはほとんど
低地のクワガタ用であり、飼育材もクヌギやコナラを中心にレイシ材なども
あるが、やはり低地のクワガタ向きなんです。
ヒメオオの累代飼育は産卵させるだけでも結構大変なんですが、今回も産んで
くれました。
産卵材は見て判りますか?汚い感じの木でしょう。
クヌギの綺麗な白枯れの部分などにはほとんど産みません。
コナラなどに産ませる場合は芯があるようなB品のコナラ材の方が良く
芯の周りに産卵します。