タガメの裏標本

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タガメが2匹届いたが残念ながら1匹が死着してしまった。
幸い出品者の方が良心的な方だったので、追加1PAを半額で
購入することになり、死んでしまったタガメは標本にすることにした。

誤解が無いように書くが、出品者の方は送料だけ負担頂ければ
1PA差し上げます(死着保証)と言ってくれたのだが、あえて
こちらから半額で購入することをお願いした。正直、金額的には
たいして違いがないものの、貰うのと半額でも購入するのでは
大きな違いがあるのです。

これは自分の信念なのですが、貰い乞食(差別用語になるかも?)には
なってはいけないからなんです。死着保証だからと「ただ」で貰うのが
当然・・・・ではないのです。 モノにはそれぞれ価値があり、死んで
しまったとしても今回のように標本的な価値はあります。元々は死んだ
ものを買った訳ではないと言うのも当たり前のことで、標本として
買ったのではないから保証してもらう・・・・でもそれは貰い乞食の
発想なんです。だったら生きている1匹と死んだ1匹を返還して
差し替えで新しい1PAを差し替えしてもらえば済むことで、1PA
差し上げると言うのは相手方の好意であり、ご迷惑を掛けたという
気持ちだと思うのです。 ただこの天候だから郵送されてくる場合に
不可抗力で死んでしまうこともあるのです。自分が採集して来ても
移動中に死んでしまうこともある。

お互いが損が無いように考えれば、いらないかも知れないけど
1匹+2匹=3匹を入手することになるし、更に1匹標本に残るのだから
半額にしてもらったとしても良いと思うのです。貰うくせが付くと
貰うのが当たり前になるし、相手のミスになることを追求してしまう
こともある。また人から貰うことを期待してしまう。

欲しければ買えば良いし、さもなければ作れるものであれば
作れば良いし、行けるのであれば行けば良いし、採れるもので
あれば採りに行けば良いのてす。

金額のうんぬんでは無く、貰うのを当たり前にしたくない。
そんな気持ちです。それでも貰うことがあれば感謝する気持ちで
受取れば良いのであって・・・・当たり前では無いのです。

と言う訳で、残念ながら死んでしまったタガメの標本を作ることにしました。
今回はタガメをひっくり返した状態の標本にしょうと思い、腹側から標本針を
刺してみました。 タガメは何匹か飼っていたので姿ももちろん知っている
のですが、裏返しにして標本を作っていて面白いことに気がつきました。
小魚を掴む強靭な前足の付け根の動き方や、捕まえた魚から体液を吸い取る
管のような口、体液を吸い取る口を見ていたらまるで「蚊」を大きくして
横に潰したような感じにタガメの姿が見えました。 やはり共通する点が
あるのかも知れません。

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