ホタルの幼虫からサナギになり羽化していく過程の中で、太陽は必要なのは当たり前だが、水の中から這い出して土の中でサナギとなり羽化するのだから、直射日光は当然必要ではない、気温の方が重要なのだろうと思い、ホタルの水槽ごとをホタル鑑賞用水槽に変更してしまった。室内の蛍光灯の下で一部だけ暗くするとなると、結構大変なので水槽のみを暗くすることにしてしまった。水槽の周り4面を全て黒い紙で覆ってしまい、見える側のところに観賞用の窓をひとつだけ作った。天井部分も黒く覆い、真っ暗の水槽が出来上がった。 ただ黒い紙で覆われた水槽も違和感があるので、周りの水槽とともにバックスクリーンを使い少しコーディネイトしてみた。和風感を出そうと思い簾(スダレ)を買って来て、簾をカットして水槽のバックスクリーンに利用した。そしてこのホタルの観賞用水槽もこの簾でコーディネイトしてみた。
観賞用の水槽の覗き窓から、水槽内を見ると・・・・「真っ暗である。」
LEDライトや懐中電灯を点けて覗き込むと、水面に映る光たけが揺られながら姿を現す。