ハリヨ 2009.01.26

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川魚を大量に買いまくり、一気に魚だけで113種を超え、水辺の生物も45種以上を揃えると、たいてい「相当お金が掛かっているでしょう」と言われる。 魚だけでは無い、魚たちを入れる水槽のまとめ買いもしたし、飼育用品の数も半端ではない。 確かにお金は掛かったのは事実。 例えばこのハリヨも決して安くは無い。天然記念物に指定されていて、尚且つ現在は捕獲禁止までなっている種であれば、入荷は個人繁殖種に限定されてしまう。需要>供給の図式となってしまう。それならば止めればと言う意見もあるが、所有欲もあるし、希少種を持っていると言う自己満足もある。鑑賞魚はある程度似たり寄ったりの感覚だとは思っている。 ただ私は良く考えるのは「自分が採りに行ったら」と考えてしまう。採りに行くと言うことは、その採る過程をも楽しめるが、最低限の移動の為の交通費、食費、手間、時間などのものが実際に掛かってくる。更に採っても良いもと採っては行けない物、また採っても良い物であっても取れるのかと言うこともある。 それを考えると買えるのならば買ったほうが安いとなる。例えばムツコ゜ロウ(九州有明湾)を見て、ミヤベイワナ(北海道代雪山)にエサを与えているところへ宅配されるのである。そこには送料は掛かるが、交通費はいらない。 知らなくても良い肴なのかも知れないが、今、自分が生きている時間とこのハリヨは共有の時間に生息している。ただ環境悪化で絶滅の危惧にさらされている。同じ時代に生きていて、まして同じ日本に縁があっているのだから、見てみたいと言う発想から、どんどん集まってしまう。

でもこのハリヨは見てて実に綺麗な肴である。 なんとかうちでも繁殖させたいと思っている。
また成魚のみ25匹居るのだが、今回、稚魚含めて少し追加で入荷することとなった。

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